October 21, 2005
設計料(happy-project) つづき
前回、happy-project に限っての
設計料定額制のお知らせをエントリーしました。
それに対して、teamhappyご意見番のoyabinさんから
「ただの安売りになっちまうぜ」
とご指摘を受けました。
そこで、改めて誤解のないように補足しておきたいと思います。
何故、設計料を定額制にするのか?
それは、「施主がそう望んでいるだろうから!」
ただ、それのみの理由です。
多くの方がいまだに、『建築家に頼むと、余計にお金が掛かるのではないか?』
と思っているようです。
happy-project の依頼者はあくまでも
『既成の家では少し物足りない。
できることなら、建築家と家づくりをしたい。
しかし、土地を買ったら、建築費が少なくなってしまった。
それでも、ほんの少しでも、気持ちのいい家がつくりたい。』
そういう方のためだけに、取り組んでいます。
『ご希望のご予算で、何でもやります』
というものとは、少しニュアンスが違います。
『余分なもの、無駄なものは省き
ご希望のご予算の中で無理をせず
気持ちよく暮らせる“場”を手に入れる。
そのために、建築家のアイデアを少し借りる。
しっかりとした施工をする。』
というものです。
いたって当たり前のことのようですが
これまでに、それを行っているところは
残念ながら意外と少ないと感じています。
だから、私たちがそれをやる。
そういうことを求めている人たちがいるのならば
それに応えたい。
ただ、それだけの思いで行っています。
故に、
『設計料が他よりも安いなら、やらせてやろうか』
という方からのご依頼は、一切お断りさせて頂きます。
繰り返します。
『設計料を安くしますので、お仕事をください』
というものでは、決してないのだ、ということを
強く、ご理解いただきたいとお願いいたします。