April 5, 2010
プロって?
昼食でお蕎麦屋さんに入りました。
そこで建築業者らしき人が携帯で誰かと電話していました。
話の内容からおそらく、電気設備業者。
電話の相手は、工務店の監督か設計者。
(盗み聞きしたわけではありません。 聞こえちゃっただけです)
業者
「あれじゃさあ、どこをどうやっていいのかわからないよ。
なんかぐちゃぐちゃでさあ」
相手(想像)
「図面にかいてあるでしょ?」
業者
「それでわかれば、電話してないっていうの!
もっと分かりやすく指示してくれなきゃ」
相手(想像)
「全部ちゃんと書いてあるつもりだから、よく見てよ」
業者
「仕事しながらそんな細かいの見てられないよ。
おさめ方がよく分からないから一回現場来てよ」
って、こんな感じ。
「あなたは、電気工事のプロでしょ?
一々指示してもらわなきゃできないの?
何年、工事やってるの?
それでお金もらっているんでしょ?
建物全体がどうなっているのか。
施主が何を求めているのか。
それぐらい分かって工事してよ!
ただ、言われたとおりにやるだけで
あなたは自分の考えで工事しないの?
そりゃあ、勝手にやられると他との取り合いで
うまくないところはあると思うけど
そいうことも考えながら先を見越してやるのが
プロの仕事でしょ?!」
な~んて、突っ込みたくなってしまいました。
それでもし、何か不具合があったら
「俺は指示通りにやっただけだから、責任はないよ」
なんていうつもりじゃないでしょうね?
私が関わる現場ではそういうことがないようにしたいと
改めて感じました。
目の前の電線やスイッチだけじゃなく
建物全体のこと。
そして、完成後に施主が快適に暮らせるように。
そいうことを考えて仕事をして欲しいです。
そして、そういう業者をお客様に紹介したいです。