June 30, 2004
音楽家族の家
以前、「今日の出来事」と言うタイトルで書いた『音楽家族の家』の
設計コンペ参加建築家のエントリーが済みました。
自分でいうのもなんだが、いつもどおりいい人選が出来たと思います。
今回の参加建築家たちもいつもと同様に “熱い” 人たちばかりです。
建主の要望に対してどんな提案をしてくれるか今から楽しみです。
特に『音楽室』の捉え方をどのようにしていくのかが見所かもしれません。
断熱材や吸音材、遮音材を使った壁で完全に覆うってしまい、締め切った部屋にしてしまうことは簡単だが、それでは気の合う仲間が集まった時に演奏するには面白くない。
できれば居間でビールやワインを飲みながら音楽を楽しみたい。
そのためにはどうすればいいのか。
どんな家でも相反する事柄を如何にして解決していくかがそこで暮らす人達の
気持ち良さ や 居心地のよさ につながっていくのだと思います。
さあ!この後、建築家たちと個別の面接を経て、つぎにはいよいよ設計コンペへと続いていきます。ワクワクしちゃいますね。
June 29, 2004
メンバー応募を締め切ります。
明日、6月30日をもって『ちーむHAPPY!(仮)』の
第一期メンバーの応募を締め切ります。
来週からいよいよ本格的に活動を開始していきます。
どうなることやらまだわかりませんが試行錯誤しながら
とにかくいい家をつくることのみを考えてみんなで
楽しみながら進めていこうと思っています。
June 28, 2004
知らなくてもいい豆知識
これはP-コンを取った跡。これをモルタルで埋めると普段皆さんが目にしているコンクリート打ち放しの壁にある丸いものになります。
(P-コン:コンクリートを流し込むために木の枠を組み立てる時に壁の厚みを保つために使う金物。昔、木製だった時は 木コン といいましたが、現在はプラスチック製になりP-コンという様になりました。P-コンのPはプラスチックのPです。)
June 24, 2004
サイトリニューアルしました。
Yahoo!のトッページにあります 暮らすー不動産 の中で紹介されるにあたり
http://www.base-ment.co.jpのデザインをリニューアルしました。
お時間があるときにご覧いただきご意見ご感想をお聞かせください。
June 23, 2004
深沢の現場-2
深沢の現場が上棟(骨組みが組み上がった状態)したので見てきました。>
外観は黒い鉄板!他所では見たことのないものになりそうで出来上がりがますます楽しみです。
June 21, 2004
携帯に出るのが怖い?
台風6号神戸に上陸!
皆さんご存知ですか?
こういう天気のときは、建築業界にいる人間はみんな、
お客様からの電話があるたびに“ドキッ”としちゃうのを。
普通の雨は上から下へ降ります。これは当たり前のこと。
しかし、それが台風の時はというと
上から、横から、下から、斜めから。どこから来るのかわからない。
普段の雨ならどんなに強く降ってもそれほど心配にはなりませんが
台風はやっぱり心配になっちゃいます。
皆さんも一緒に拝んでください。
「もーお、早くどっかにいっちゃって!」
これから、秋が過ぎるまでは台風のほかに
近年特に多いのが、集中豪雨です。
夕立と呼ぶにはあまりにも凄い雨が降ることがあります。
これで一番心配なのが地下または、半地下のあるお宅です。
私や建築家といっしょにつくったお宅は設計の時に当然その辺のことは
検討していきますが(それでもやっぱり心配しちゃいます。)、
建売住宅などではそれ程気にせずに建ってしまっているものも
あるようですので、もしこれから建売住宅を買おうとしている方は
業者に確認しておいた方がいいかもしれませんね。
(これは読んで頂いてる方には、“家を買おう”としている方はいませんよね)
何にしても 自然の力には勝てない と人間の非力さを感じてしまいます。
June 16, 2004
反発を覚悟の上で
先日、当サイトに対してのアンケートにご協力いただきました皆様方には
心よりお礼申し上げます。
その中で最も多くご指摘を受けたことは
「写真が少ない」「文字ばかりで見難い」「事例を紹介しろ」でした。
そこで、反発を覚悟の上であえて言わせていただきます。
「家はカタログから選ぶものではない!」
自分の好きなもの、自分の好きなこと、自分のやりたいこと
いいと思うもの、必要なこと、・・・。
皆さん他人にあれこれといわれなくても、もうわかっていますよね。
昭和30年以降に生まれ育った方なら常に新しいものにかこまれて、いいデザインに包まれて育ってきているはずです。
もうそろそろTV、雑誌からの「これがいいですよ」に頼らなくても
自分達が求めているものがわかっているはずです。
「でも家づくりなんてわからないことばかりで・・・」
その気持ちよーく分かります。
わからなくて当り前です。
プロじゃないんですから。
ほとんどの方が初めてなんですから。
でもそんなに構える必要なんてないです。やりたいようにやればいいんです。
つくり方はわからなくても、自分達がどんな所がすきなのか、
何をしている時が楽しいのか、どういうときに気持ちいいと感じるのか、わかっているはず。
自分達の家なんだから、そういう想いをカタチにすればいいんです。
家づくりのやり方に決まった方法なんてありません。
家づくりのやり方に絶対に成功するものなんてありません。
住む人が違えば、そのつくり方も違って当然です。
と以上のようなことから、私はあまり写真を載せるのが好きではないという言訳でした。
いつも長文でゴメンナサイ。
繰り返しですが、反発は覚悟の上です。が、どうかお手柔らかに・・・。
June 13, 2004
今日の出来事
今日は、新規のお客様がみえました。
10日ほど前に奥様からお電話で最初の問い合わせをいただき、
ベースメントの資料と家づくりの要望書を送っていました。
雑誌でベースメントのことをみつけて、ホームページを見てから
いらっしゃったので、システムについてはよくご理解頂いていたご様子。
早くも、要望書も書いてきてくれました。
ご夫婦とお嬢さん二人と奥様のお母様の5人家族の家。
ご主人以外は楽器(ピアノ、サックス、フルート、バイオリン)を演奏されるようです。
すごいですねえ。私は縦笛やハーモニカさえも満足に出来ないというのに、
才能が有るというのは羨ましいですね。
しかし、家づくりの場合はこの楽器演奏は大きなネックになります。
皆さんご察しのとおり、防音、吸音、反響などなど、クリアしなくてはならないことばかり。
問題は「どこまでやるか?」「どこまで気にするか?」ということ。
本格的にやればかなりの予算が必要になってしまいます。
「きれいな音なら近所の方も平気でしょ」というわけにはなかなかいかないもの。
さあ、今後どうなるか? どういう解決策があるか? よく考えなくては。
今、設計が進行中の他のお客様にもご夫婦でホルンをやられる方がいます。
どうももう一度、音楽室について勉強しなくてはならないと思う今日この頃です。
この“音楽家族”のお客様の要望に対して建築家達はどういう回答を出すか。
コンペは1ヵ月後ぐらいになるかな?
誰に参加してもらうかを慎重に考えなくては・・・。
June 12, 2004
土曜日の代官山
今日は、午前中に現在工事中の現場とこれからコンペをするかもしれない
新規のクライアントの土地を見てから代官山の事務所にでました。
現場はまあまあ順調に進んでいるようです。
新規のクライアントの土地は、いわゆる閑静な住宅街でいい町並みの中にあるのですが
「あー、今回もまた必殺変形敷地。」
そういうのを見ちゃうと「これはやりがいがある!」とよせば良いのに
燃えてきちゃうのはなぜでしょう?悲しい性ってやつですかね?
ところで、土曜日の代官山。
土曜日の代官山の風景。
まあ、いるわ、いるわ。
ここ最近その数の多いことといったらどうしちゃったんでしょう?
なにが?って チワワ ですよ。チ・ワ・ワ!
もうチワワだらけといっても過言ではない。
少し前は ミニチュアダックス でしたが
今はもう町中が「どうする?♪ア〇〇ル♪」状態です。
と「代官山どうでもいいレポート」でした。
さあ!そんなことよりも
ちーむHAPPY!(仮)のメンバー募集にご応募頂いた方への
返信メールを書かなきゃ。
June 11, 2004
プロフィールをUPしました。
遅ればせながら、私のプロフィールをUPしました。
「どんな奴が書いてるんだ?」という答えになるかどうか?
まあ、どこにでもいる “ うんちくオヤジ ” だと思ってください。
お暇なときに開いてみてください。
(本当にたいしたことないので、暇なときにしてくださいネ)
June 9, 2004
名称の変更のお知らせ
いきなりですが「ちーむHAPPY!」の名称変更のお知らせです。
そもそも「ちーむHAPPY!」の由来は、
現在、私が数人の建築家、工務店と取り組んでいる
いわゆる狭小住宅という物を我々がかかわることでもっとよく出来ないかという
PROJECTのミーティングの時に参加者の口々から
「建主、設計者、工務店の誰もが損をすることなくみんながHAPPYになるようにしたいね、
しなきゃだめだよ。」という意見が頻繁に出てきました。
みんなで「ハッピー、ハッピー」といっているうちに
いつしか “ HAPPY PROJECT ”とよぶようになりました。
そしてそのメンバーを “ちーむHAPPY”としました。
今後の活動次第でこの名称も変わるかもしれないのでそれを見越して
「ちーむHAPPY!」
を
「ちーむHAPPY!(仮)」に変更します。
それにしても今時、大の大人がよくも平気な顔で「はっぴー」なっていえますよね。
アー恥ずかしい。
June 8, 2004
今日のコンペ
今日は設計コンペがありました。
東京都中央区でマンションを建てるためです。
いやーッ!しかし、いつもながら脱帽です。
今回は、マンションといっても敷地は30坪です。
いわゆるペンシルビルのような物になります。普通の人が考えるとそれ程多くパターンがあるとは思えないようなものです。
でも、・・・
でも、さすが建築家!!(私が選んだんですけどね)
よくぞここまでオリジナリティーを出せるものだと本当にいつも感心してしまいます。
まあ、私が感心してしまってはしょうがないんですけどね。
建主様も「ここまで違う案が出るとは思ってもいなかったなあ。
みんな良く考えられていて迷っちゃうなあ」といっていただけました。
(迷わせるためにコンペをするわけではないですよ)
きっと今頃は図面と模型を見比べて
「誰にしようかな?」と嬉しい悩みの最中かな。
今回はさすがに私も「なかなか差を出すのは難しいかな?」と内心心配していましたが、そんな必要は全くなかったようです。
それにしても設計コンペは本当に楽しいです。
よく「本当に満足する家をつくれるのは3軒目」といいますが
こうやって設計コンペをやるといっぺんに3軒建てたのと同じような物です。
実は毎回私も、仕事を忘れて楽しんじゃってるんですけどね。
このコンペの結果も機会があればまたご報告します。
(参加建築家の皆様いつも本当にいい提案をしてくれてありがとうございます。
この場を借りてお礼申し上げます。)
June 5, 2004
立ち上げメンバー募集 つづき
「ちーむHAPPY!」立ち上げの目的
ちーむHAPPY!が目指すことは「居心地のいい家づくり」です。
「主婦と建築家が考えた住む人にやさしい住宅」です。
住み手のプロである主婦とつくり手のプロである建築家とがチームを組んで
本当にいい家を追求していくことが目的です。
諦めなければ誰でもいい家がつくれることをどんどん友達に広げていくことです。
具体的な活動は
《メインテーマ》
都市部の20~30坪の土地でも建築家とともにつくるとビックリするくらいいい家ができることをどんどん広めること。
《活動内容》
〈定期座談会〉
ちーむメンバーと建築プロデューサー朝妻、建築家が定期的にミーティングを行い、家づくりとは何かを本気で考える。
〈研究テーマ〉(ちょっと大袈裟かな?)
・本当にいい収納方法とは?
・本当に使いやすいキッチンとは?
・1人の時も、家族といる時も、大勢の人が来た時も楽しい家とは?
・その他いろいろ
便利なだけの物、見栄えがいいだけの物はちょっと脇に置いといて、
本当に必要なことは何かを考えてみたいです。
その結果、人に教えてあげたいようないい物がつくれたらそれをどうやって広めていけば良いのかもちーむで考えたいです。
June 2, 2004
竣工1年後のパーティー
5月30日(日)
田園都市線青葉台の岡本さんから竣工1年とちょっとたったある日、
「遅ればせながら竣工を祝してパーッとのみましょう!」
とお誘いを頂いた。
岡本さんから初めてTELを頂いたのはいつだったか調べてみた。
なんと!2001年12月10日。その後、建築家3名の設計コンペを経て中辻正明・都市建築研究室の中辻さんを家づくりのパートナーとして選んだのが4月15日。
そして打合せを何度なく繰り返し10月に工事開始、2003年3月に完成した。
いやーいつものことながら随分と時間を掛けてますなー!
別に無駄な時間過ごしているわけでもないのに、気が付くといつもこんな調子。
久しぶりにお邪魔して、まずビックリなのが「きれい!」なのだ。
そう、私のお手伝いした方々はみなさん本当に家を大事にしてくれているのが一目見ただけでわかる。いつ、どこのお宅に行ってもいつも感心するくらいきれいなのだ。
それは、皆さんが私が行くというので多少は片付けてくださるのではあろうが、それでもその場だけ掃除をしてごまかしているとはとても思えない。
例えそんなことをしても見ればわかる。
長い時間を掛けてトコトンこだわって、楽しみながらつくった家だからここまでかわいがってくれるのだろうと感激してしまう。
(これは私が勝手に思い込んでいるだけかもしれない。)
そうそう。感激した言えば「バイオリン」である。
高一のお嬢さんが目の前でバイオリンを弾いてくれたのである。
そう確か、「バッハのゆっくりと」という曲と教えてくれたと思う。
(なんかちょっと違ってるな。ゴメンナサイ)
岡本さんのお宅は家中の空間がすべて一つにつながっているので
どんな音に聞こえるのかとても興味深かったが、弾きはじめた途端に心の中で
「うわー、すげー!」というのが実感。
とにかく凄かった。(表現力が無くてすみません)
奥様の手料理もすごくおいしかった。
ご主人もとても満足してくれていたようで安心した。
なにはともあれ、こうして工事が終わったあとに
「家へおいで」と声を掛けて頂けることが私の一番の幸せである。
立ち上げメンバーを募集します。
「♪ 狭いながらも楽しい我が家 ♪」
最近TV、雑誌でよく見かける「狭小ローコスト住宅」。
特に都市部ではこの傾向がこれから先もどんどん増えるでしょう。
しかし、本当は誰もが
「別に狭い家が欲しいわけじゃない。」
「別に安い家が欲しいわけじゃない。」
と思っているはず。
でも現実は厳しいもので、様々な事情でそうせざるを得ないのもごもっとも。
狭いの、安いのといっても実際に、新しく土地を買って家づくりをしようと思えば
東京の山の手といわれるエリアではどんなに安くとも4~5,000万円はしちゃいます。
こんなにも大きなお金をかけて手にする家が思い通りのものにならないのは
どう考えてもおかしいでしょう? そう思いませんか? 思うでしょ!
だから!あなたの力を貸して欲しいのです。
一般的に一番家にいる時間の長いのは主婦でしょう。
その主婦の目で見た、本当にいい家とはどのような物か。
私たちと一緒に考えてみませんか。
もう不動産業者や住宅メーカーからの”おしきせ”の家では満足できないと思いませんか?
建築プロデューサーの私、数人の建築家、腕のいい工務店とともに
無駄なお金をかけずに質の高い家を供給する方法を
本気で考えてくれる方を本気で募集します。
<応募資格>
・コピーライター
・ライター
・営業
・企画
・広告
・イラストレーター
・マーケティング
を以前やっていた、現在もやっている、は問いません。
・その他、職歴に関係なく本気の方なら大歓迎です。
全て既婚者に限ります。
もう既に家を建てた方、これからの方どちらでもOKです。
ただし、既に買ってしまった方は知らないほうがいいこともあるかもしれませんので
ご自分で判断してください。
深沢の現場
今日は現場へ行ってきました。
この現場はコンクリートと鉄骨を組み合わせた「混構造」というつくりです。
なかなかダイナミックに出来ていてこのさきが楽しみです。
6月下旬に上棟(建物の骨組みの組みあがり)の予定です。
今はまだ躯体(クタイ:骨組みのこと)をつくっているところなので、どんな家になるかはこの写真だけではわからないですよね。
このあとも、お見せできる範囲でご報告していきます。