July 30, 2004
2週間と2日ぶりの更新です。
いやー。毎日毎日暑いですね。
すみません。気が付いたら2週間以上も書き込みをサボってました。
さっき、久しぶりに更新しました。
実はその間も下書きまでは書いたものの公開するには至らなかったものもいくつかありました。建主のプライバシー上公開できないもの、「さすがにこれは書いちゃまずいかなあ」と思ってやめたもの、などなど。
しかし、まあ、40年とちょっと生けて来て、毎年決まった時にお盆と正月が来るのがわかっているくせにどうしても毎年バタバタとしてしまうのはなぜでしょうか?
これは私の能力の問題なのか?それとも別の何かなのか?
今年の12月にはこうならないようにしっかり頑張ろうと思う今日この頃です。
でもきっと、その頃にはちーむHAPPY!(仮)の取り組んでいる「(仮称)HAPPY-01」が完成しオープンハウス(見学会)を予定しているのでいまよりもはるかにバタバタバタとなっていることでしょう。(わかっているならそうならないようにすればいいのね)
ということで、また次回。
ビフォーアフター
この写真は以前「竣工一年後のパーティー」でお話しました岡本さんの家です。このときはまだ引き渡し前の状態です。この段階ではまだ人の気配が感じられないですね。いわゆる「before」の状態です。ところがここへ岡本さんのセンスが加わるとどうなるか・・・
ジャジャーン!どうですか?見違えたでしょう!そうこれで「家」から「住まい」に、設計の中辻さんの「家」から岡本さんの「住まい」へと変身したのです。
設計のやり方にもいろいろあります。建築家の考えを前面に出したもの、そこに住む家族のスタイルを優先したもの、見栄えだけを優先したもの、気持ちよく暮らすことを大事にしたもの、様々です。どれが一番良いかはケースバイケースです。
ただ一ついえることは建主と設計者の考えがピッタリと合わさった時には必ずいい家ができるということです。
July 14, 2004
まるでモダンアート?
これはいったいなんでしょう?この間ケーブルテレビでアニメ映画の『アキラ』を見たのですが思わずその一場面(ラストのクライマックスでテツオの腕が機械になったあたりを)を思い出してしまいました。
実はこれ全部、電気の線です。
この家が特別に多いと言うわけではないのですが
これだけの電線が必要になってしまいます。
この線を一つ一つ間違えないように所定の場所へ
配線し、スイッチを押せば電気がつく、
コンセントを挿せば電気機器が動く、
使う方としてはごくあたりまえのことですが
こうして途中の様子を見ると
「電気屋さんって凄いなー」って改めて思ってします。
電気屋さんはあまり目立たない業種のようにも思いますが
電気は言うまでも無く、現代の生活をする上ではなくてはならないものです。
電気屋さんは工事の一番最初
(工事用の仮設の電気を入れるところから始まる。これがなければ、現場は何も出来ない)
から一番最後
(壁、天井などがすべて仕上がってから最後にコンセントや照明器具を付ける)
まで一番長く現場にいる人たちです。
考えてみて下さい。電気の無い生活を・・・。
アーっダメだ!今このときにエアコンが無いと思っただけで
その先が考えられない!
というわけで、もう一度「電気屋さんって凄いなー!」
July 10, 2004
西宮へ一年点検に行きました。
昨日は兵庫県の西宮へ一年点検へ行ってきました。
ここは8階にオーナーが住む集合住宅。特筆すべきはこの眺望!向こうに見えるのはタイガースの応援歌で有名な♪六甲おろしに―♪の六甲山です。
この眺めを手に入れることが出来たのも、設計を建築家 諸角 敬氏に頼んだからこそ。普通じゃなかなかこうは出来なかったでしょう。
点検の結果はいくつか是正点はありましたが対応策をその場で決定し、施工者の神鋼建設さんへ指示をして日帰りしてきました。
関西も東京と同様にものすごく暑かったです。
つづきで竣工写真を添付します。(撮影・上田 宏)
建物全体の南側外観
室内からの風景
ロフトからの風景。外には断熱を兼ねた屋上庭園がある。
室内の夜の風景
July 8, 2004
第1回 総合ミーティング
ちーむHAPPY!(仮)の1回目のミーティングを
04年7月7日(水)13:00~16:00
代官山 ベースメントofficeにて開催しました。
いやー!
これは今後の活動がますます楽しみになってきちゃいました。
(これは私だけが勝手に面白がっているのかも?)
参加メンバーは次のとおりでした。
参加メンバー
今回一般からご応募いただき最後まで残ったメンバー6人の内
m・sさん、k・kさん、s・sさんの3名(ほかの方はお子さんの用事などで残念ながら今回はこれませんでした)
設計チーム:4名、施工(工事)チーム:1名、広告担当:1名、キッチン担当:1名
ベースメント:2名
計12名でした。
本当に面白くて、あっという間の3時間でした。
何が面白いって、みんなが考えていることがバラバラでおもしろいんです。
こういう違った考えの人たちが集まって、何か一つのものに向かって力を集めると
思いもしないような、すごいことが出来てしまうことってあると思います。
とにかく目指すものは
安く、早く、良質な住宅を一軒でも多くつくることです。
それに向けてみんなで力を合わせて頑張って行こうと思います。
今後もこのチームは増殖をしていきます。
応援よろしくお願い致します。
July 2, 2004
建築プロデューサーのコンペ?
最近、面白いと言うと失礼ですがある内容のメールを頂きましたのでちょっとご紹介します。
「数多くある建築プロデュース会社と御社の違いを具体的に教えてもらえますか?」
それに対する私の答えは・・・。
(ちょっと長いですができれば最後まで読んでください。)
以下そのときのメールを添付します。
この度はお問合せ頂きまして
誠にありがとうございます。
早速ですがご質問に回答させていただきます。
Q.> 数多くあるプロデュース会社と御社の違いを具体的に教えてもらえますか。
A.他社のことはくわしくはわかりませんが、私なりに判断させていただきますと
1.弊社は完全にプロデュース専業である。
設計や工事を直接請負うことはない。
2.弊社は設計者(建築家)や工事業者からのキックバックを
要求も受取りも一切しない。
申し訳ありません。
はっきりといえるのはこの程度だと思います。
おそらく皆、「うちは他と違う」というところがそれぞれあると思います。
他社へもいろいろとお聞きになっていただきたいと思います。
大切な事はそこの代表者や担当のプロデューサーが
〇〇様 と相性や考え方が合うかどうかではないでしょうか。
本来、家づくりの依頼先を見つけるお手伝いをすることが建築プロデュース会社
の務めのはずですが、弊社がはじめた時と較べると会社の数も随分増えているよ
うです。
最近ではプロデュース会社を選ぶ事からはじめなくてはいけなくなってきてしま
い本末転倒のような気もします。
ポイントは〇〇様がどんな家をつくりたいのか、そのためにはどうすればい
いのかをよくお考え頂く事だと思います。
雑誌にもたくさんの建築家が紹介されています。それらを見てご自分で気に入っ
た建築家が見つかる事が一番良い事です。
建築プロデューサーなどと言う者がいなくても満足の行く家づくりができること
が本当は一番良いのですから。
私達はあくまでも「お手伝い」しかできません。
何かを決めるのは、最終的には建主がすることです。
家づくりなんてほとんどの方が初めてでわからないこと、心配な事、面倒なこと
ばかりと感じている事と思います。
もし、はじめの一歩が踏み出せずにお悩みでしたらご相談は無料で行っておりま
すので、ご遠慮なくお問い合わせください。
長文になってしまいまして大変申し訳ありませんでした。
〇〇様の家づくりのお手伝いを私達が出来ますことを心よりお待ち申し上げます。
以上です。
このときは書かなかったのですが他社との違いとして代表者の経歴、建築のことをどこまでしっているかが重要になるかもしれません。
うまく進んでいる時は建築プロデューサーなんて必要ないのです。
要は困った時に如何に解決していくかがプロデューサーに求められる能力だと思います。
(たまには営業させてください。すみません。)
このまま行くと近い将来、建築プロデュースのコンペなんてことも
ありえるのかも・・・。これは選ぶのが難しそうですね。
July 1, 2004
良い上棟式でした。
昨日は深沢の現場の上棟式でした。工事を請負っている大原工務所のメンバーは本当にいい職人さんばかりでいつも感心してしまう。
近年、上棟式はどんどん簡素化してる傾向にあるが昨日は手作りのお料理がたくさん並んで
久しぶりに上棟式らしい上棟式だった。こうやっていただけると建主と現場の絆が一層強くなり出来上がりも一味違ったものになるような気もする。(べつに上棟式をしないからといって手を抜くようなことしませんからご安心を)
夕方の5時からはじめて8時近くまで現場で飲みながら歓談しとりあえずお開き。
私は用事がありそこで失礼したが、その後も建主が設計の担当者や職人さんたちと
「二次会だー!」とどこかに飲みに行ったようだ。
この家は間違いなくいい家になると改めて確信してしまった。やっぱり、何をするにも最後は人と人のつながりが大事だな~としみじみと感じてしまった気持ちのいい夜でした。