November 26, 2004
happy-project 01 改め NUDYHOUSE-1228
何度かここでお話しました、「奥沢の家」のOPENHOUSEについての
詳細が決まりましたのでお知らせします。
開催期間は12/3 FRI~26 SUN の通常では考えられない長期間の
見学会が実現しました。
これもひとえに建主様のご理解があってのこと。
本当に感謝、感謝です。
建物名は
「NUDYHOUSE-1228」と改名しました。
「素の家」「裸の家」という意味です。
あなたもこの機会に
「何もない。だから気持ちがいい!」
を実感してみて下さい。
詳しくは teamhappy専用ホームページ
URL http://www.teamhappy.jp をご覧下さい。
November 22, 2004
特別 見学会
何度か書いております奥沢の家がまもなく完成します。
建主さまのご好意により特別に見学会が出来ることになりました。
キーワードは
何もない。
だから気持ちがいい。
ご興味のある方は http://www.teamhappy.jp をチェックして下さい。
(すみません。まだ、準備中ですが2~3日中には公開します。)
どんな家か、ほんのちょっとだけお見せします。
ただケチっているわけではありません。
この家は建売住宅ではありません。
ショールームでも展示場でもありません。
私が「都市に住むことを選んで、土地から購入して家づくりをする方々はいろいろな事情からココと同じように20坪以下の土地にどうにか自分達の希望を入れた家を建てようと頑張っています。そういう方々の何かのヒントにしてもらいたいんです。どうか、一般公開させて下さい。」と本当に無理なお願いを聞いて頂いて実現した見学会です。
建主様はおそらく自分の家を自分の知らない人が見ることは気が進まないに違いありません。
私もそれは十分承知しております。
しかし、それでもなおこの家はどうしても多く方に見て頂きたいという想いを諦めきれずに頼み込みました。
見る方にとっては好みに合わないということもあるかもしれません。
でも、この家を見て何かを感じていただける方も大勢いらっしゃると信じています。
そこで私からのお願いがあります。
新年から、ここで建主様の新しい生活が始まります。
つきましては見学会開催中に近隣の方のご迷惑になることがありますと
建主様に申し訳が立ちません。
ご来場の際はお車でのお越しは出来る限りご遠慮下さい。
また、この家は子供用には出来ていません。お子様をお連れの際にはくれぐれもご注意くださいますようお願い致します。
勝手なお願いではありますがすべては建主様のご好意を無駄にしないためです。
ご協力の程よろしくお願い致します。
November 18, 2004
13歳のハローワーク
少し前に話題になった村上龍氏が書いた「13歳のハローワーク」を
いまさらですが読みました。
(挿絵が浦沢直樹氏の漫画「モンスター」に出てくる絵本の挿絵と似ているなあと思いました)
まず最初に読んだのは当然のことながら
『建築家』の項目です。
村上氏のよると
建築家--------------------------------------------------------------------
建築のプロフェッショナルとして、建築事業の中心的存在となり、建築物の設計や監理を行う。
現在日本では建築家という職業が明確に認識されていないため、
一級建築士の資格をもっていれば建築家と名乗ることができてしまう。
(私はこんなこと絶対に認めない。認めたくない)
ただし、建築家は人の財産を預かる責任ある仕事であるため、
建築家という新しい資格を設けようとする動きもある。
現状では設計事務所などで実務を学び、1級建築士の資格を所得後、
独立を目指すのが一般的。
(実はこれがちょっと困り物のような気がするが・・・)
建設業全体のマーケットは縮小しているものの、都市を総合なデザインとして見る考え方が
広がってきており、新しい需要の拡大が期待できる。
(本当にそうだろうか?)
建築家には、物事を総合的に見ることのできるバランスのよさが求めれらる。
(これはある部分では共感できる)
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現在の日本では、『建築家』の定義については本当に曖昧です。
他の資料でどう書かれているかは、今後もことあるごとに紹介します。
そのほかですごく気になったのが
『ツアーコンダクター』です。
ツアーコンダクター-----------------------------------------------------------
団体ツアーの始まりから終わりまで旅行客の世話をし、ツアーの全体工程を運営し、
旅行客が満足するように努める。・・・・・
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うん。
これはかなり私の仕事に近い。
目的が 家づくり と 旅行と一見大きく違いように思いますが
普段あまりやらないことを無事に成功させるために特別に雇うという点は
とてもよく似ていると思いました。
まだ全てを読んだわけではありませんが
それにしてもいろんな仕事があるもんだなあと、つくづく驚かされました。
November 4, 2004
(仮)HAPPY PROJECT-01
11月4日(木)
以前ココで紹介しました、9月17日に上棟式をした奥沢の家が
まもなく完成します。
本来ならば奇跡的な速さで工事が進行しもう出来上がっていてもおかしくないはずでしたが
何しろ今年は“雨が多い”ため、外回りの仕事、特に防水工事をしようとすると 雨また雨で
内装をやりたくても出来ない状態がズーと続いていました。
それでもわずか3ヶ月で完成するのは、私としてはかなりミラクルな出来事です。
ハウスメーカーなどの場合はそれが当然のことでしょうが、何しろ普段は6ヶ月近くかかることも珍しくないので本当にビックリしています。
これこそまさに HAPPY!!です。
ご予算を守りながら、きちんと設計し、そのうえ早く完成することを目標にしている
ちーむHAPPY!としてはなかなかうまく行っているのではないかと自画自賛しています。
今回は特別に、建主様のご好意で12月に長期の見学会を予定しております。
詳細がわかり次第、お伝えしますので今しばらくお待ち下さい。
それまでは、もったいないので写真は載せません。
November 3, 2004
築80年 軽井沢の別荘建替え
11月2日 火曜日 軽井沢へ行きました。
情報サイト アールアバウトなどでも活躍の坂本徹也さんから軽井沢に築80年の素晴らしい別荘をお持ちの方をご紹介されました。
現在は東京にお住まいで軽井沢はあくまでも別荘としてお使いですが、今後は、仕事はある程度スタッフに任せて軽井沢を主な住まいにしたいとのこでした。
ご主人は「もうさすがに古すぎるから壊して建替え」をご希望。
しかし、奥様は「壊すには忍びない。水周り、冷暖房は今のままではとてもつかえないけど、古き良き軽井沢の街並みを出来ることなら残したい。」というご希望。
いやー、なんとも素晴らしいお考え。
これはなんとかしなくては!!といつもの悪い癖で直ぐ見盛り上がってしまいました。
とはいえ、なんと言っても築80年。
まずは現地を一度拝見しなくてはどうやるのが一番良いのかはわからない。
ということで、いさ軽井沢へ。
私だけではわからないこともあるかもしれないので、ちーむHAPPY!で一緒にやっている工務店の大原さんにもお付き合いをお願いしました。
実は私、軽井沢は初めてなんです。
10:28発 あさま511号(長野新幹線)に乗る約束で大原さんとホームで待ち合わせ。
少し早く着いたのでちょっと一服と思い喫煙所を探すと
喫煙所
なんかものすごくいけないことをしているかのようにホームの一番隅っこにあった。タバコを吸う私としてはちょっと憤慨!
しかし、TPOをわきまえずにプカプカやっていた過去があったからこそこういうことになってしまったのでしょう。
愛煙家の皆様、マナーは守りましょうね。
軽井沢駅
東京駅から一時間ちょっとで軽井沢につきました。
ホームに下りた途端「やっぱり空気が違う」と感じました。
天気はよかったのですが東京とはずいぶん気温が違いました。
山の紅葉
本当にいい日にいきました。
紅葉がとてもきれいでした。
少し黒っぽい雲は浅間山から吐き出された噴煙のようです。
もうスキーをやっているようです。
駅の直ぐ近くにある人工スキー場ではもう既にスキーをやっているがチラホラいました。
ほんとうに真っ赤なもみじ(かえで?)
駅の直ぐ近くのお蕎麦屋さんで「とろろそば」をいただいてから、駅からまっすぐ延びる道を目的地へ向かってゆっくりと歩いていたら、なんともきれいに色づいたもみじ(かえで?)が何本もありました。
看板
駅からの商店街を過ぎて、別荘地へ続く並木道を歩いていると道端にこんな看板がありました。いい街並みをきちんと残すためにはとても良いことだと思いました。
でも、建物のデザインについてももっときちんと管理する方が一層良いのではないかと感じさせるように“この場所にこれはないでしょう!”という建物も多く建てられ始めているようです。(うーん、もったいない)
山から染み出たきれいな小川
だいぶ目的地に近づいたところにきれいな小川がありました。
ちょうど日が差してきて水面がキラキラと輝いてなんともいい感じ。
(マイナスイオンを感じる)
ここかな
森林浴を楽しみながら歩くことしばし。
目的地であるお宅のハウスナンバーの看板がありました。
目的地
こ、こ、これはすばらしい~!!
さあ、どんな家なのか楽しみです。
と、今回はココまで。
続きはまた直ぐに書きつもりです。