March 31, 2006
電話会議
先日、電話会議をした。
三重県にいる施主&五反田にいる建築家&同担当スタッフ&私
この4人がそれぞれのパソコンの前に座って同時通話。
“スカイプ” というものらしい。
建築家の勧めでダウンロードした。
こりゃー便利だ! なんかスゲーッ って感じ。
家づくりの何十回と繰り返される打合せ
スケジュール調整だけでも結構な労力が必要。
これを使うとかなり解消できそうだ。
お忙しい皆様に是非お勧めです。
って、もう皆様ご存知ですかね?
March 29, 2006
March 27, 2006
設計コンペ は誰のため?
その主催する会社、グループによって
やり方には差があるようだ。
少し前までは、施主、建築家の双方にとても
有効な方法だと思っていた。
しかし、ここ最近は少し状況が変わってきた気がする。
私が本当にコンペに参加して欲しいと思えるような
実力・経験ともに優れた建築家たちが
徐々に参加を敬遠するようになってきた。
その理由はいくつかあると思う。
理由1) 決定理由の曖昧さ
理由2) 提示された予算の信憑性
理由3) 施主の覚悟の不足
理由4) 建築プロデュース会社の『客寄せ』としてのコンペの横行
おそらくまだ他にもあるだろう。
現在、積極的に住宅のコンペへ参加する建築家は
独立したばかりでとにかく自分の作品を一つつくりたい人、
自分では仕事が取れないのでコンペを利用する人、
等々、なんだかなあという感じ。
それでいいのだろうか?
コンペの結果選んだ案が全く予算に収まらず、
結局は設計のやり直し。
それってどうなんだろう?
見積の調整で3ヶ月以上も時間を取られて
「あれもだめ」「これもだめ」と次々と夢を諦めていかなくてはならない
なんてことは全く誰のためにもならない。
そんな結果になるくらいなら、コンペなどやらないほうがいい!
と私は思う。
力のある建築家ほど同じ思いでいる。
ここいらで「建築プロデュース」と看板を掲げている会社が
きちんと自社のポジションを明確にするときが来ていると思う。
「設計コンペ屋」から脱却し、本来の存在意義を自覚しなければ
その家づくりにかかわる人全員が不幸になるばかりではないか。
なんてことを感じている建築バカの独り言・・・。
とにかく楽しく家づくりをしてもらいたいなぁ・・・。
March 25, 2006
敷居が高い?
「建築家は敷居が高い。」
と言われていた。
もはや、過去形だと思う。(一部を除いては)
「建築家に直接頼むのは敷居が高いから、
建築プロデューサーに間に入ってもらって・・・」
これももはや、過去形になりつつあると思う。
そんなことしなくても、探す気になれば雑誌や、ネットで
いくらでも探せるようになった。
それなのに、ある老舗住宅専門誌が
「建築プロデュース機関特集」を企画しているそうだ。
そこで私の会社が紹介されるかどうかは不明。
しかし、当然のことながら広告のお誘いはあった。
どうしたものかと思案中。
March 24, 2006
書く
子供の頃からずーっと作文が苦手だった。
『遠足
昨日は遠足に行った。太郎君と次郎君と三郎君と・・・・・と一緒に山を上った。
途中でノビタ君とタケシ君とスネオ君が一緒に行こうといったので一緒に行った。
その後、〇〇君と××君と△△君も追いついてきて・・・・・・。
とても楽しかったです。 』
てな感じで無理やり原稿用紙1枚を書き上げた。
400文字を埋めるのにすごーく苦労した。
読書感想文なんて、本当に苦労した。
原稿用紙の半分も行かなかった。
それがいまや、しょうーもないことをダラダラと書いていると
あっという間に1,000文字くらい書いてしまう。
ある雑誌の連載の原稿も一回分が大体1,100~1,200文字
それでも、当初の予定回数では収まりきれず延長しそうだ。
文章力があるのか、ないのか?
ただただ、歳とって愚痴っぽくなっているのか?
あー、締め切りが迫る。〈汗〉
March 23, 2006
うん?誰だ呼んでるのは
最近、出勤途中の車中にてテレビを聞いている
チャンネルはTBS
みのもんたさん司会のヤツです。
CMの前後に 『朝ズバッ』 と叫ぶ。
最初に聞いたとき
「うん?誰だ人のこと呼び捨てにする奴は?」 とびっくりした。
『朝ズバッ』 と 『朝妻』 ・・・似てる。
毎日、みのさんが様々な不正に怒っている。
ご自分の会社で扱っているものが何だったか?
市場独占でないことを祈るのは私だけだろうか?
それにしても、良く稼ぐ人だなあと感心するばかりだ。
でも、えなり君の発言をみんなで無視するのは
少し可愛そうなので、相槌くらいは打ってやって欲しい・・・。
March 22, 2006
一緒に飯を食う でちょっと思ったこと
月曜日のこと
ある方のお誘いで完成現場を見学しに練馬のほうまで行った。
待ち合わせは午後イチ。
遅れるといけないので、少し早めにオフィスを出て目的地へ向かった。
予定よりも早く着きそうだったので、時間つぶしもかねてファミレスで昼食とることにした。
(そういえばファミレスで食事したのは久しぶりな気もする。
段々とあの手のものは食べる気がしなくなった。歳のせいかな?)
そこで通路を挟んだ隣の席が気になった。
おそらく親子(母と息子)。といっても子供はもう成人してる風に見えた。
偏見かもしれないが外観からは
あまり外に出て人との交じりを好まないように見えた。
(いわゆる、ヒキコモリ風)
その親子、ほとんど会話がない。
子供のほうは、PSP(たぶんそうだと思う)を懸命にやっている。
もう目の前には注文したものが来ているのにである。
親は自分だけ先に食べ始めている。
注意するわけでもない。
何か話しかけるわけでもない。
区切りがついたのか。
おもむろに食べ始める子供。
やっと親から何か話しかけたようだ。
子供は無言でただ食べる。
あっという間に食べ終わる
またゲーム再開。
それで一緒にめし食う必要あるのか?
一緒に食べるだけでもいい方なのか?
ゲームに限らず「携帯メールに夢中!」なんて図柄もよくありそうだ。
なんだかなあ?と食欲がなくなった。
March 20, 2006
海 と暮らす家
昨日は、三重県の鈴鹿へ行ってきました。
サーキットで有名なあの鈴鹿です。
これからここで家づくりがはじまります。
この施主は、元々は東京近郊の方。
お仕事の関係で、鈴鹿で暮らすことになりました。
転勤当初は、いつか東京へ戻ってくるつもりでいましたが
暮らし始めてみて、この地の魅力に取り付かれ、
永住を決意したそうです。
私も昨日始めて現地を拝見し、「ほー、なるほどすごい」と
その気持ちが分かる気がしました。
ご夫婦と三人のお子さんの家。
これからどんな家になっていくのか楽しみです。
この写真は、ほぼ2階からの景色に近いもの。
これが3階からとなるともっと絶景であることは間違いなさそう。
その景色を見ながら毎日を過ごす。
羨ましい限りです。
March 16, 2006
カリスマ主婦 vs 建築家
某カリスマ主婦のプロデュースによる住宅を某ハウスメーカーが企画している。
某有名建築家(一般の方に対して本当に有名かどうかは不明)の
プロデュースによる住宅を某ハウスメーカーが売っている。
カリスマ主婦に軍配が上がるのだろうか?
分かる気もするが、分かりたくない気もする。
もし私がそれに対抗するなら、いったい誰をぶつけるのだろうか。
カリスマ主婦 vs カリスマ主夫 ?
でもあまり聞いたことがない。
または、服部幸應先生か? はたまた、ケンタローさんか?
“カリスマ施主” っていうのもある。
でもどこにいるのか知らない。
なにはともあれ、いい家をつくるお手伝いを続けていくことしか
私にはできないのだろう。
March 11, 2006
デザイン と 機能(性能)
garaikaさんの『家のデザイン』にTB
今回は『靴』選びを例えに出してのエントリー
いつもながら綺麗にまとまった文章に敬服。
「靴選び」 私の場合
その場、その時によって選ぶポイントが違う。
しっかりと歩く、または体を動かすときのためには
もちろんデザインを気にかけながらも
きちんと足に合うことを優先して選ぶ。
現場用の場合、それなりにデザインされていて、
かつ、汚れても気にならないようなものを選ぶ。
(ちなみに私はほとんどがスーツを着ている)
普段の仕事の場合、完璧にデザイン優先。
右の小指がいつも痛いのは我慢している。
「靴なんて・・・」と考える人もいると思う。
しかし、かなり人柄が出るのではないかと思う。
私の知る方にとても靴にこだわる方がいる。
その方は、当然のことながら靴べらなしに履いたりはしない。
とてもおしゃれな携帯用靴べらをいつももっている。
一日履いたら、必ず何日かは休ませる。
その靴ごとに合ったシューキーパーを入れるのは
もちろんのことである。
週に一度は、紐もはずして手入れをするそうだ。
好きだから大切にする。
当然のことのようだが、続けることは大変だと思う。
『機能美』という言葉がある。
実用品として作られた物が、その機能を十分発揮することで発現する美。
(大辞林)
機能を極限まで追求し完成したものはとても美しい。
“デザインのためだけにデザインしたもの”
“必然性のないデザイン”
そういうものはあまり美しくない。
私はそう思う。
March 9, 2006
家づくり成功の心得-其ノ壱拾八
自分の望んでいる家の姿を考える。
自分に必要な家とはなにかを考える。
自分で分かること、できることをはっきりさせる。
そして、
依頼先に何をして欲しいかをはっきりと定める。
依頼先に何を求めるのかをはっきりさせる。
それができれば、依頼先探しのピントが合う。
依頼先探しが楽になる、楽しくなる。
依頼されるほうも、自分が何をするべきかが分かれば
そのことに集中することが出来る。
結果、双方が同じ方向を向いて家づくりを進めることが出来る。
そうなれば家づくりのすべてが気持ちよく進んでいくはずである。
March 6, 2006
「やりたいこと」と「やるべきこと」
気がつけば、10日間も休んでしまった。
その間、いろんなことを考えていた。
いろんな本を読んだ。
また、幾つも「やりたいこと」を思いついてしまった。
しかし、それが「やるべきこと」なのかを少し悩んでいる。
以前から、ここで書いてきたことも全然達成できていないにもかかわらず、
よくもまあ、次々としょうもないことばかり思いつくものだと自分でもあきれる。
性分といってしまえばそれまでだが、なんか変なことを考えていないと
生きている気がしないようだ。
建築だけに限らず、大きな波のようなものを感じる。
これまで良いと言われて来た事が実はそうではなかった、
ということが次々と表に出てくる。
何か全ての仕組みが変わっていきそうな気がする。
なんとなくそんな気がする。
March 4, 2006
お詫び
少しお休みを頂いておりました。
とても多くの方々に多大なるご迷惑をお掛け致しましたこと
この場を借りまして深くお詫び申し上げます。
誠に申し訳ございませんでした。
来週より完全復帰いたしますのでよろしくお願いいたします。
ご迷惑お掛けしました皆様、
本当に申し訳ございませんでした。
また、ご心配頂きました皆様、
本当にありがとうございました。
BLOGの更新がないというだけで
あちこちから
「どうかしたか?」「なんかあったか?」
とご心配のメールやお電話を頂戴しました。
ありがとうございました。
中には、こちらから
「いやー、実はこれこれで・・・」と
連絡を入れたら
「あー、やっぱりね。そうじゃないかと思ってた。
なんか、影が薄い感じがしてたしー。」
と言われたりもしました。
出ちゃうんですよね、きっと。
そういう感情や体調とかが文章に。
でも、もう大丈夫です。
来週からは完全復活します。
(よせばいいのに、またいろいろとやりたいことを
思いついちゃいました。)