October 31, 2006
工務店が元気だ! のような気がする。
最近、なぜか東京以外の工務店さんから
いろんなご相談がくる。
『2007年問題』のようなもので、世代交代の時期に来ているのかもしれない。
若い世代の工務店社長が自社の改革に取り組み始めているようだ。
その一部は価格競争を生き抜くためにコストダウンの方法を教える
セミナーへせっせと通う。
またあるものは、健康住宅、免震住宅、特許工法など
材料、工法などで他社との差別化を模索する。
で、私のところへの相談はもちろん
『建築プロデュースに興味がある』である。
要は、『建築家住宅を売り物に出来ないだろうか?』ということのようだ・・・。
建築プロデュースをプロデュースする建築プロデューサー朝妻義征・・・
なんじゃそりゃ?!
でも、ちょっと本気です。
もともと、私も“現場あがり”ですから。
October 30, 2006
祠(ほこら)
な~んか、最近更新頻度が落ちています。
このところ栃木、群馬、福岡、長野、愛知、三重、 ・・・と巡業しています。
なかなか、officeでボ~とする時間が取れていない気がします。
あっ! 渋谷で神様の祠も造らなくちゃ!!
(この 神棚 をおさめる祠です)
せっかくだから、“モダンな祠” って言うのをご提案してみようかな?
(きっと怒られちゃうだろうけど・・・)
October 23, 2006
情報って・・・ とちょっと思った
先日、「新しい住まいの設計」の取材がありました。
ここで何度かご紹介した「音楽家族の家」です。
久しぶりにお邪魔しましたが、相変わらずとても明るいご家族で
こちらまで楽しくなります。
新しい家にもすっかりと馴染んだ感じがありました。
到着早々、撮影及び取材開始。
ライターが奥様のお話を聞いている間に撮影のために少々模様替え。
と、とてもスッキリしたリビングでのワンショット。
しかし、その舞台裏は
という有様・・・
「いつもそんなに綺麗にしてられるわけないわよね~(笑顔)」
と奥様の一言。
そことでちょっと思った。
情報は作られる・・・
誰を、何を、信じるか?
それは自分で判断するしかない。
追伸
このお宅はご家族みなさんとても気持ち良さそうに暮らしていますので
誤解のありませんように。
October 16, 2006
超 セルフビルド
先週、かなり遅めの竣工検査に行きました。
お引渡しから6ヶ月後の検査でした。
“かなり遅め”過ぎる気もしますが・・・
このお宅、実はまだ完成していません。
いや、まだ何年かは完成しないのかもしれません。
というのも、内装の多くの部分を
ご主人が自ら仕上げていくからです。
コスト削減とかそういうことではなく
「そうしたいから!」というのが理由です。
基本性能を確保する部分だけをプロに任せ
『後は自分でやる』
≪外観≫ 黒い鋼板のモダンな外観
とは裏腹に
かなり“和”を感じる居間
この部屋の天井は、セルフビルドで貼られました。
自分でつくり続けていくことを愉しむために建築家との家づくりを選択した。
そういうのも面白いなと実感しました。
その“趣味” “ライフワーク”のための基地が
このロフトでしょうか。
オマケ>
外観写真左奥の白壁のところは離れ風の和室
そこの屋根には雨樋はありません。
深い懐を持つ屋根からの雨だれを受けた様々な器が
音楽を奏でる。
機会があれば雨の日にお邪魔してみたいと思った。
そういえば奥様の名前が “奏” さんだったなぁ・・・
October 12, 2006
何よりも嬉しい
先日、TVにも出てらっしゃるある著名な方からの(仮)依頼を頂いた。
その方はフリーペーパーに出した私の広告をご覧になり
小冊子『家づくりは、はじめてですか?』のプレゼントにご応募くださいました。
お手元に届いてからすぐに、
「本を読んで共感したので、是非、頼みたいのですが、まずどうしたらよいですか」
という電話を頂いた。
その間わずか数週間。
あんなに誤字だらけの拙い文章に共感して頂けた。
この上なく、何にもまして、とんでもなく、グレートに、最高の嬉しさを感じた。
こういう出会いがあるからこそ、この仕事は辞めれらない。
October 4, 2006
happy-project システム改良の予告
(誕生日ということで、がんばって今日二つ目のエントリー。)
以前より私が推進しております、happy-project の進め方を少し改良中です。
これまでよりももう少し分かり易くしようと思案中です。
但し、『予算を守って、建築家ととも愉しく家づくりをする』 という
骨格の部分は決して変わりません。
近日中に、改めてお知らせします。
と、またもや自分を追い込んでいく・・・
自らに課題を与え続ける、宿題てんこ盛り建築プロデューサーでした。