November 24, 2006
「建築プロデューサー」+「新しい肩書き」?
「“家をつくる”・・・
どうしてこんなに考えなきゃいけないんだろう
どうしてこんなに悩まなきゃいけないんだろう
どうしてこんなに迷わなきゃいけないんだろう
どうしてこんなに分からないことだらけなんだろう
どうして・・・ 」
初めての家づくり
多くの方がどうやっていいのか分からないようです。
方々に足を運んだり、沢山の本を読んだり、
寝不足になりながらもインターネット上を徘徊したり。
それで答えを見つけることが出来た方もいるでしょう。
しかし、私のところにはもう疲れ果てたようになって
ご相談に来る方がとても多いようです。
「調べれば調べるほど分からなくなって・・・」という方が
本当に多いです。
そのうちの多くの方たちは、1回だけのお話で音信不通になります。
私の考えとは“共鳴”しなかったということなんでしょう。
残念ですがそれはそれでしかたのないこと。
感性の問題ですから。価値観(優先するもの)の問題ですから。
『買う』 のか 『つくる』 のか?
私との数時間の話のなかで、自身の家づくりの方向が
少しでも見えてくれればそれでいいと思っています。
家づくりの方法は人それぞれですから。
と、別に愚痴っているわけではありませんので
くれぐれも誤解のないようにお願いしますね。
どうも最近 「家づくりカウンセラー」という新しい肩書きをつけようかなと
少し真面目に思案中です・・・、はい。
November 15, 2006
嬉しいメール@「家づくりは、はじめてですか?」
先日、拙書「家づくりは、はじめてですか?」をプレゼントした方から
とても嬉しいメールを頂きましたのでご紹介させて頂きます。
株式会社ベースメント 朝妻 様こんばんは。先日『家づくりははじめてですか?』を送っていただきました〇坂です。
大変遅くなりましたが感想を述べさせていただきます。
まず、率直に、
『感動しました』
と同時にまさに、
『その通りやん!!』
と思いました。ここで朝妻さんにお詫びしなければいけません。そうしないと私の本音での感想が書けないからです。私は設計事務所で働いております。
私は、日頃、設計監理業務はもちろん、営業活動、広報活動などしております。HPの見せ方、セミナーの仕方、どう訴えればいい家造りの仕方を皆さんにわかってもらえるかなど考え試行錯誤しています。
実はかなり以前から貴社のことは存じ上げておりました(雑誌の広告等で)。しかし朝妻さんのブログを拝見したのは今回が初めてでその中で『家づくりは初めてですか?』の事を知り、とにかく読んでみたい!!という強い個人的な想いから依頼させていただきました。同業者ということでルール違反かなと思いながら・・・、本当に申し訳ありません。
しかし、仕事の事はさておき、私たちが言いたい事がずばりと書かれていて本当に『その通り!!』と思いました。家づくりとはそういうことだと・・・。登場人物であるジンさんのようなガイドがいたら、少し軌道修正してあげられるのに・・・と思います。その役割を朝妻さんがされているのですよね。
私もそんな役割ができたらなあと思いました、正直な気持ちでした。この物語を、家造りを考えている世の中の人たち全員に、というか一人でも多くの人に読んでもらいたい・・・・そう思います。
私の気持ち、考え、目標をよくご理解頂けてとても光栄でした。
その後、更にこの方から
あつかましいお願いですが、『家づくりは、はじめてですか?』を売っていただくわけにはいきませんでしょうか?
使用目的はお客様に読んでいただく・・・ということです。
もちろん著者名など消したりなどしないでそのままお渡しします。
よろしくお願いします。
なんてお申し込みまで頂いてしまいました。
感激です!!
私が書いた本をお読み頂いて、ほんの少しでも何かの役の立つのであれば
建築プロデューサー冥利に尽きます。
現在、在庫はあまりありませんが
ご興味のある方は、お気軽にお申し込みください。
November 14, 2006
「イジメが原因の自殺およびその予告」の問題・・・
今、インターネットを開いた。
Yahooのトップページにある「トピックス」の一番上に
いじめ自殺予告 新たに7通
とあった。
もうこれ以上、メディアで取り上げなければいいのに・・・
と思うのは私だけだろうか。
November 12, 2006
『家』 のネーミング でちょっと思った
(arimeさんの『せつない家』にTB)
建築家の設計した家では、よく「(所在地)の家」というのがある。
これはなんとなく「函館の女(ひと)」「小樽の女(ひと)」的な
イメージも感じる。
また、「〇〇さんの家」なんてのもある。
これはこれで、もう少し工夫があっていい気もする。
またまた、「〇〇邸」というのもある。
これも直接的。でもわかりやすい。
「××する家」などもある。
コンセプトをあらわした場合もあれば、arimeさんのとこに書かれているような
『売るため』のものもある。
でも・・・?
こんな簡単な「売るためのネーミング」を鵜呑みにする人は
本当にいるのだろうか。
これにDr.△□の風水を合体させて・・・
『人生全てが上手くいく家』 う~む、これは完璧だな。
私見です、あくまでも私見です。
November 3, 2006
建築専門誌での「建築プロデューサー」
日経アーキテクチュア
2006 10-23号
表紙に私のお手伝いした住宅が出ていました。
「ホルニストの家」
(施主の命名は「橡(つるばみ)の家」)
創業当時、よもや自分の関わった住宅がアーキテクチュアの表紙を飾るとは
思いもよらなかった。
その過去にも、GA、新建築等の由緒正しき雑誌にも取り上げて頂いている。
これもひとえに、優秀な建築家たちのおかげであると感謝している。
そして、それらは『施主』のご理解があってのことなのはいうまでもない。
何よりも、『いい施主』でなければ『いい家づくり』は出来るわけがない。
本当に私のクライアントは素晴らしい方たちばかりだと
常日頃から感謝の連続である。
しかし、一つだけ疑問と不満がある。
それはそれらの専門誌での“建築プロデューサー”の扱い方である。
その建物が出来るためには、まず、いい施主がいなくてはいけない。
そして、その施主と出会いがなければ何もはじまらない。
そういう、『原因』には全く触れずに『結果』だけが評価されるのは
如何なものか?
私は出しゃばるつもりなど毛頭ない。・・・が、
その家は『誰のものなのか?』
もちろん『施主のもの』である。
『結果』がいいのは、施主にとっては当たり前のことである。
そうでなくては、私の存在意義がなくなる。
家づくりでもっとも大切なことはプロセスであると信じている。
別に、すねているわけではないが、
ほんのちょっぴりだけ寂しい建築プロデューサーの独り言である。
ps.
まあ、業種を問わず「専門誌」というのはそういうものでしょうけど・・・ネ。