May 30, 2008
最高のプレゼント
昨日、とても大切な方々が我が建築BARに遊びに来てくれました。
出版&引越し祝いのプレゼントを頂きました。
小ぶりな真っ白な箱を開けてビックリ!
なんと、私の本に登場する『あの手帳』です!
もちろん手帳の表紙には『J』の刻印。
さらに、本の中で手帳に言葉が出てくるときに使われている
アイコンの消しゴムスタンプまで!
この両方が、手作りなんです!!
そして、その手帳にあわせたペンまで付けて頂いた!!!
世界にただ一つの逸品。
泣くのを我慢するのが大変でした。
本当に嬉しかったです。
そしてもちろんその後は飲み会。
まー、飲むは、呑むは・・・
ビールに始まり、頂いたワイン、頂いた日本酒、
建築BARにあった大吟醸と、大吟醸のにごり・・・
皆さんちゃんと帰れたのだろうか?
とても嬉しく、とても楽しい夜でした。
ありがとうございました。
May 28, 2008
近未来の料金システム?
すべて無料
2010年4月、ワシントンDC(AP)―昨日の米国国務省の発表によれば、中国、インド、ウォルマート、そしてインターネットプログラマーによる価格競争が激化するなか、価格の下落は過去一世紀で最低の位置を記録している。
米商務省は、集めたデータを踏まえ、驚くべき警告を発している。アメリカの企業は、寄与に基づくビジネスを構築するべきであり、さもなくば、連邦破産法第7条の適用をも含む非常に不安定な局面に立たされることになる、というのだ。これに関連し、すでに先週の時点で、破産申告が過去最高の数に達していると報告されている・・・・・。
―「33人の非常識」 グループ・オブ・33 きこ書房発行より
つまり、
価格競争の果てに起こりうる究極の結果は、何もかもが無料で提供されるようになるというのだ。
そして、
もしもあなたの会社が、公共放送のようなビジネスモデルを採用したらどうなるのか。
とも問いかけている。
要するに、すべての商品が無料で、報酬を得るには、社員が顧客を説得して寄与を募るしかなく、顧客が商品の価値を判断したうえでその額を決めるというのだ。
それでも、無事に企業が生存するためには
1年間無料で使用したあとに、それなりの金額を支払う価値があると判断してもらえる商品やサービスを生み出さなければならない、とも言っている。
私の本が¥1,400.-。
ご購入いただいた方々は、それに見合う価値を見出して頂けているのだろうか?
私のプロデュース報酬。
暮らし始めてから、その価値を見出して頂けているのだろうか?
もっと、できたのではないのか?
もっと、満足して頂ける方法があったのではないか?
もっと、いいものがつくれたのではないか?
いつも悩んでいる。
それでも皆さん私へ、微笑んでくれる。
皆さん私と会うと、楽しそうにしてくれる。
それに甘んじていてはいけないとも思う。
精進、精進、感謝、感謝!
・・・あれ?
そういえば、我が『建築BAR』には料金設定が無い。
呑む時は、持ち込み&会費制に近い感じだ。
すでに最先端のスタイルなのかな?
でも仮に純粋な『BAR』だとしたら、現状では完全に大赤字らしいです。
トホホ・・・
May 26, 2008
三省堂本店 ランキング1位!
三省堂 神保町本店 週間ランキングで1位になりました!
これもひとえに皆様のおかげです。
本当にありがとうございました。
今後ともご支援の程、よろしくお願いいたします。
追伸
なんか不思議な光景だ・・・
May 21, 2008
恐怖心
私は元来、何か新しいことがないかを考えていないと
どうも生きている気がしないようです。
本の出版(私にとっては初体験)
建築BARオープン(オープンと言っても、普通に皆さんが想像するBARをやっているわけではない)
そしてまた、昨今の閉塞感、身動き取れない感をなんとかできないかと
新しい“仕組み”“システム”をつくれないかと
設計者、施工者、その他関係者にいろいろと話をしています。
(もちろん、建築BARで)
それらの人々のうち
「う~ん、言っていることは分かるけど難しいでしょ」
「そんなことしてなんかメリットあるの?」
「ふ~ん」
と、まるで響かない人もとても多いです。
その反面
「是非、一緒に取り組みたいです」
「それが実現したら、スゴイかも知れませんね」
「よし!おもしろそうだ。すぐに取り掛かろう!!」
と、言う方々もいらっしゃいます。
「難しいよね~」
という人は、結局は何も考えていないような気もします。
自分から何かを変えようとしたくない人の気がします。
そういう人に限って、後々うまくいったのを見て
「いや~、前からこういうのいいと思っていたんだよ」
なんて、言ったりします。
まあ、私の場合は「準備周到」で何かをはじめるよりも
『まずやってみる!それから考える』
でここまで来てしまいました。
だって、やってみなきゃ良いところも、いけない所もわからないんだから。
みんな何を怖がっているんだろう?
失敗して失う物なんて、タカが知れているのに
失敗したことなんて、他人は対して覚えていないのに
『忙しい』
『時間が無い』
そんなの言い訳にならないことくらい、
もうみんなわかっているだろうに・・・
追伸
愚痴ではありません。
May 9, 2008
いつ?どうやって?
「建築BAR・・・
どんなタイミングで、どうやって行ったらいいの?」
と、よく聞かれます。
はじめての方は
「ちょっと、家づくりのことで軽く聞いてみたいな」とか
面識のある方は
「今日は、朝妻と一杯やりながら話したいな」とか
なんか新しいことを始めたい方で
「まだよく煮詰まっていないけど、誰かと話すと先に進むかも」とか
いろいろな使い方をしてくれてかまいません。
なんと言っていいのか、ぴったりな言葉がないのですが
感覚としては、ホームパーティーに近いのかな?
事前に(直前でもOK)ご一報頂いて、打合せとかが入っていなければ
大丈夫です。
それにしても、ネーミングって難しいと実感です。
建築BARの 『BAR』 のところだけが響いちゃうようです。
私のことを知っていれば、私が純粋なBARをやるとは思わないだろうと
勝手に思っていましたが、
知っていればこそ、やると思ったという人もいたりして・・・。
なんとも複雑な気分です。
みんな私の考えについて来れないのかなあ・・・?
とにかく、ゆっくりとお話することこそが
建築BARの目的のつもりです。
May 5, 2008
雑誌『GRACE』6月号に紹介されました。
あの家庭画報で有名な世界文化社発行の雑誌
『 GRACE 』 6月号 (5月7日発売)に、
拙書『家づくり物語』が紹介されました。
家の建て替えを考え中の主人公、
桂子は、妖精にもらった不思議な
手帳の言葉を辿るうちに、家づくり
に成功する秘訣を見つけていく。
建築プロデューサーの著者が
「一人でも多くの方に本当の家づくり
の楽しみを体験して頂きたい」と、
書き上げた作品。
軽いタッチの文章の中に家づくり
のヒントが詰まっている。
雑誌『 GRACE 』 6月号です。
とても丁寧につくられた雑誌に紹介されて
嬉しい限りです。
ありがとうございました。
May 2, 2008
ほのぼの
東急大井町線に急行が走るようになりました。
便利になった人もいるのでしょうが
そのおかげで踏み切りのしまっている時間が長くなりました。
先日の宵のクチのころ、踏み切りの向こうとこっちに
人が溢れかえっていました。
何本か電車が通り過ぎた後、やっと踏切が上がったのも束の間
すぐに“カーン、カーン、カーン”。
それでもかまわずに多くの人が踏切内になだれ込みました。
と、とある外国人3人組のひとり、ヒゲをはやしたバイキングのような方が
遮断機を頭の上で“ガッ!”と掴み、数十人が渡りきるまで持ち上げてくれていました。
渡って来た人々が口々に
「ありがとう」
「サンキュー」
「どうもー」
「ありがとうございます」 とくぐって行きました。
ちゃんとお礼が言える人もまだ沢山いるんだな~、と
なんとな~く、ほのぼのでした。