July 29, 2008
竣工引渡
先日、引渡がありました。
(たまにはこういうエントリーをしないと
皆様に、私が建築プロデューサーであることを
忘れらてしまうと思って・・・)
中庭
1階 居間
2階 居室
ここはいわゆる、旗状敷地。
四方を近隣の住宅に囲まれた敷地。
そういう環境にあって、更に中庭を設けたコートハウス。
静かだ。
一切周りが気ならない。
「ここはいったいどこだ?日本か?東京か?」
とさえ思えてくる。
3者の設計コンペにより選ばれたこの建築家、このプラン。
大正解だった。
使い古された表現で少々恥ずかしいですが
まさに “都会のオアシス” とあえて言いたい家になったと思います。
これからここで新しい生活が始まります。
末永く可愛がってやってください。
July 25, 2008
また、こんなことを・・・
一昨日、岐阜県多治見市に行ってきました。
多治見は陶磁器で有名な町です。
何か新しくておもしろい提案を出来ることないかな?
と、きっかけをさがしていたところ
多治見の製陶所の企画部の方と知り合いました。
「うん?これはもしかして!」
双方の“何かしたい”という気持ちがリンクしました。
で、早速見学をお願いしました。
粘土が出てきて
型に落として
整形して
手作業も加えて、このあと窯へ
もちろんはじめての体験です。
それにしても作業場は熱い!
(暑いなんていってられない!
多治見は日本一暑い町を熊谷と競争しているらしいですが
現地の人の多くは陶器関係の仕事をしているので
おもての暑さを感じないらしいです。)
さあ、窯元と建築プロデューサーのコラボのはじまりです。
毎度のことながら
まだ何が出来るのかは一切不明です。
でも、きっと何か出来る!やります!
【補足】
陶磁器というと
作家がろくろを回しながら、
一つずつつくりあげるイメージががありますが
それは陶器のこと。
磁器は型に粘土を入れてつくる
『工業製品』です。
July 22, 2008
かなしい・・・、さびしい・・・
一週間程前の深夜の出来事。
も~手のひらが痒くて痒くて
目が覚めました。
「あれ~、これはもしかして・・・」
その日の晩酌の肴にシメサバ食べました。
なんとも我慢できずに
夜中の3時半に近所の病院へ
抗アレルギー剤の注射を打ってもらいました。
10年位前にも一度、同じ状態になりました。
その時は、お鮨屋さん。
気持ちよくおまかせで握ってもらいながら
どうも手が痒くなってきて
「ねえ、大将。
これってもしかして・・・?」
「あれっ、もしかしてそうかも!」
「なんで~、今まで一度もなったことないのに?!」
「急に出るんだよこれは」
その後、しばらくは鯖は食べないようにしていましたが
ほとぼりが醒めて、食べてみると全然平気!
その後はもうすっかり忘れて、好きなだけ食べていました。
それがまた出ました。
「2回出たらもうやめた方がいいよ」
と悲しい宣告を受けました。
私の生き甲斐の一つである
「美味いすし屋探し」
鯖抜きのすし・・・
〆たもの食べてこそのすし屋。
光物の〆方がそのすし屋との相性をはかるもの。
それが減ってしまった。
あ~、かなしい。
あ~、さびしい。
July 17, 2008
シズル!!
『ステーキを売るな、シズルを売れ!』
というマーケティングの本を
もう随分前に読んだことがあります。
毎日、帰りに京王井の頭線を渋谷でおります。
電車を降りて改札へ向かう。
改札を抜けてすぐ右に最初の地上へ下りる階段がある。
ふわぁ~っと美味しそうな匂いが上がってくる。
もうその匂いをかいでいると
パタパタと大きな団扇で扇ぎながら炭火の前に立つ
ハチマキ姿のおやじさんの姿までも鮮明に見えてくる。
そう!焼き鳥の匂い!!
『駄目だ!
お前はここの階段を降りるんじゃないぞ!
そのまま直進だぞ!』
という声が聞こえてくる。
「でも、きょうは一日暑かったしちょっと一杯だけ」
『おまえが「ちょっと一杯」で済むわけないだろ!』
「いや、本当に一杯だけ」
『ダメダメ!そんなことしてないで早く帰りなさい』
と、連日の攻防が続く。
それでも、なんとか踏ん張ってJR・東横線方面へと向かうと
「おっ、なんだこの甘~くていい匂いは?」
今度はワッフルの匂いだ。
ここでもまた戦いが始まる・・・。
う~ん、『シズルを売る』
なるほどと思う毎日である。
July 15, 2008
雑誌「私の家づくり no.60」に紹介されました
主婦と生活社が発行している
別冊美しい部屋
『私の家づくり no.60』
P183
BOOK INFORMATION & PRESENT にて
拙書「家づくり物語」をご紹介いただきました。
ありがとうございました。
July 11, 2008
上棟式 080710
昨日は朝から一日外出後、夕方からは上棟式がありました。
施主御家族でご準備頂いた手料理が並びます。
まずは、お神酒で乾杯!
大吟醸 山田錦
酒米の代名詞をそのまま名乗るだけのことはある!
これはうまかった!
さらに施主ご主人の姪っ子さんたちのお酌で
ま~、呑むは飲むは・・・
夕方5時からはじめて延々と暗くなるまで
宴が続きました。
鳶さんの木遣りで三本締めの中締め
その後もまだまだ、まだまだ、まだまだ、つづいて・・・
とてもいい上棟式でした。
この家づくりは間違いなく成功することを確信しました。
それにしても、連日、呑み過ぎです。
追伸
上棟式をする、しない。できる、できないはその時々で違います。
上棟式そのものがどうのこうではなく
その家づくりに係わる者全員の意識の問題です。
皆が同じ方向を向いていれば必ず成功します。
July 9, 2008
July 4, 2008
夏です!
今日の東京は暑いです。
いよいよ夏本番です!
空の色もすっかり夏の色です。
家を出て駅に向かう途中に遊歩道があります。
夏の強い日差しを避けて木陰で一休み。
とても気持ちいですね。
そよ風さえあれば余計なもの入らない。
よく冷えたビールとお気に入りの本が一冊あれば
何時間でも過せそう。
この前の日曜日にもここで、
デッキチェアーを持参して
ビールを飲みながら読書している外人さんがいました。
気持ち良さそうでした。
気持ちのいい場所、空間、時間・・・
そういう家をつくるお手伝いをしていきたいです。
July 2, 2008
「家」と「その他」の違い
「家をつくる(買う)」ということと
「その他」のモノを買うことはやっぱり随分と違うなあ
と思う。
洋服の場合
普段着、家着、仕事着、おしゃれ着・・・
いろんな場面があると思う。
その場面、用途で買う店、値段等々が全く違うだろう。
車の場合
(多くが一台しか所有しないけど)
家族全員で、一人で峠を攻める、奥様(彼女?)と海へドライブ・・・
いろんな場面があると思う。
その場面、用途で買う店、値段等々が全く違うだろう。
(多くが一台しか所有しないけど・・・)
でも、でも、でも
家はやっぱり一軒ですよね。
(別荘というのもあるにはあるけど)
家はやっぱり高額ですよね。
皆さん、本当に悩みますよね。
いい回答を見つけることができるように
お手伝いしていかなくてはですね。
今後も精進します。ハイ。