September 29, 2008
ソファのデザイン募集―続報
先日
「自宅のリビングで、DVDを2本続けてみても疲れないソファ」
のアイデアを募集しましたが
現時点でまだ十数点しかご応募いただいておりません。
引き続き募集いたしますので、奮ってご応募ください。
お待ちしております。
September 26, 2008
「ネーミング」の凄さ
言語を操る文化の中では、ほとんどのものに名前がついています。
そして、その名前によってそのものがどういうものなのかを
判断することが多いと思います。
名前の持つパワーは凄いなーといつも感じています。
ある本に書いてありました。
ニュートンのもっとも凄いところは
りんごが木から落ちるのを見て
引力を発見したことではない。
それに『万有引力』という名前を付けたことだ。
りんごが木から落ちることは誰でも知っていることだったのに
その現象に名前をつけたことが凄いということ。
ニュートンは、人類ではじめてりんごが木から落ちたのを見つけたのではない。
それにはじめて名前をつけたということ。
なるほど!と思った。
昨今、いろんな分野の商品名が
やたらと長くなっている気がします。
小林製薬さんの商品はその代表選手でしょうか。
もはや、商品名というより使用説明のようです。
書籍も然り。
「〇〇が××して、△△な□□な方法」
なんていうのをよく見ませんか?
まあ、とにかくネーミングはとても大事だなあと
改めて実感している今日この頃であります。
(あれ、これって前にも書いたかな?)
September 22, 2008
なんで「スロトレ」?
このところ、Amazonで拙書「家づくり物語」のページを見ると
“この商品を買った人はこんな商品も買っています”
に「スロトレ」という本が出ています。
どうしてでしょうか?
家づくりは何かのトレーニングになるのでしょうか?
もしかしたら、タイトルがピンクという共通点だけかな?
September 17, 2008
上棟式 080912
エントリーの順番が逆になりましたが
金曜日に上棟式がありました。
詳しくは→ コチラ
とういうことで、この時期の上棟式の必需品
それでも、頭を食われましたとさ。
お酒無しの上棟式が最近増えました。
そもそも、上棟式そのものが減っている近年。
上棟式をして頂けることに心より感謝です。
上棟式をやることで施主の顔が見える。
そうすると職人達も
「この人のためにつくる!」という意識が強くなるはず。
酒を呑む呑まないは関係ありません。
みんなの思いを一つにすることが何よりも大切だと思います。
ここに至までに設計に随分と時間を掛けました。
しかし、その結果がどうなるかは、最後は現場の力次第です。
そして、私も自分ができることを全うしたいと思います。
September 15, 2008
刺さった、沁みた、
土曜日は例によってパーティー。
2年半ほど前にお引渡をした施主OBご夫婦と
その家の設計者においで頂きました。
「歳のせいか、夜遅くまで呑んでいると眠くなっちゃうから」
と、15:00くらいから開始。
いろいろと話が弾む中
私が今後、
「これこれ、こんなことをやっていきたのですが・・・」
と話しところ
「朝妻さんてさ~、発想はいいんだけど、
途中の説明がほとんどなくこれがいい!
ってやっちゃうでしょ。
ちょっと理解するのが大変なんだよね~」
というようなご指摘を頂いた。
手伝いに来ていた私の妻も
「いっつも、なんでも、そうなんですよー」
とタッグ攻撃。
刺さった。
沁みた。
「まずは“やる!”と決める。
それから、どうやるか、具体的に何をするかを考える。」
どうやら、私はそうらしいということが
最近になって、やっと自分でわかってきた。
(遅すぎるぞ!)
またその客様に
「建築BARにしても、理解するのに本当に苦労する。
どうやっていきたいのかわからない」
とも言われました。
深~く、反省しております。
また、土曜日はそのお客様がいるところに
先日お遊びに来てくださった施主OBの奥様が
お土産を持ってきてくださいました。
偶然にも二軒とも同じ設計者がやった家。
みんなで一緒に話したり、別々に話したり。
後からいらしたお客様とは主に妻が話していました。
なんか盛り上がっていた。
後から聞いても詳しく話してくれない。
なんか気になる。
それはさて置き。
とにかく、きちんと皆様に理解して頂けるように
説明をしながら進めていかなくては。
と、強~く感じた日だった。
そして時間は、21:30!
もちろんずーっと呑んでいるわけだが・・・
September 11, 2008
○○偽装
何やら、また偽装問題の話題でもちきりのようだ。
おそらくはどんな業界、分野にも
もう既に、相当に厳しい法律や規則が
存在しているはずだと思う。
ほとんどの企業、個人がその決まった枠の中で
精一杯に工夫して努力をしてるははずだと思う。
でも、どこかの誰か不正をし、暴かれる。
さらに連鎖する。
役所としては、さらに厳しい決まりを
それぞれの業界に押し付けるしかなくなる。
みんな、身動きが出来なくなる。
そして、グチを言い合ったり、ぼやいたりして、
仲間内で慰めあったりする。
でも、そんなことをしていても
な~んの足しにもならない。
それでも、諦めずに新しいことに挑戦していく。
制約があるから、それを乗り越えていくのがおもしろい。
さあ、みなさん!
メディアに誘導されてはいけません。
自分の判断で行動しましょう。
自分の判断を信じましょう。
そして、毎日を楽しく過しましょう。
September 5, 2008
ソファ デザインアイデア募集の補足
昨日のエントリーの補足です。
参加資格はありません。
もちろん、建築家は当たり前。
ふだんはデザインと全く縁がない方でも
大歓迎です。
スケッチの上手い下手などは関係ありません。
求めているのは、今あなたが思っている
「なんかいいよね」のアイデアです。
また、この募集は優勝とかはありません。
いただいたものをそのままごっそりと
家具メーカーへ持ち込みます。
その後、社内で検討をしてもらい
私からも意見を言わせて貰って
「いける」と思ったもの、「おもしろいね」というものを
セレクトしていくつもりです。
繰り返します。
これはデザインコンペではありません。
商品になるかどうかの保証はありません。
でも、その可能性は十分にあります
どうか皆様には“真剣”に遊んで頂きたいです。
皆様の感性に期待します。
≪このページをご覧の皆様へ朝妻からのお願い≫
あなたの参加を心よりお待ちしています。
と同時に、ここでこういうことをやっていることを
あなたのお知り合いにもメールやブログでお伝えください。
ご協力の程よろしくお願いいたします。
September 4, 2008
デザインアイデア募集
さて、突然ですがデザインアイデアを募集します。
お題は
「自宅のリビングで、DVDを2本続けてみても疲れないソファ」
ハイバック、カウチ、オットマン付き、etc
形式はフリーにします。
ラフなスケッチで結構です。
正式に商品として採用になるかどうかは現時点では不明ですが
頂いたアイデアを持ち込む先として、
きちんと名前の通った家具ショップは用意しています。
やる気とご興味のある方は、是非ご応募してください。
何か閃きましたら、PDFファイル形式に変換したものを
info@base-ment.co.jp まで送信してください。
ガチガチのプロダクトデザインというよりは
今あなたが「こんなのあったらいいな」と思えるもの
パッと見て「なんかいいね」と思えるようなものを
お願いします。
なんとなく、閉塞感が漂う世の中です。
なんか前向きなことを考えて行きたいと思います。
肩の力を抜いて、すこしゆる~い感じで
何かの打ち合わせの帰り道のカフェでコーヒーを飲みながら、
なんとなく寝付けない夜にちびちびと一杯やりながら・・・
そんな感じで結構です。
売れる、売れない。なんてことは一切考えずに
「なんかいいね」のアイデアをお待ちしております。
とりあえずの締め切りを08年9月25日にします。
あなたの感性に期待します。
September 1, 2008
金曜日の集中豪雨
8月29日(金)の夜
東京地方では19:00くらいから
またまた、爆発的な集中豪雨でした。
“ばしゃあーー” って感じ。
これまでのお客様の家は大丈夫かなあ?
と心配しながら
頻繁にメールチェック。
数分おきにゴロ!ピカ!ド~ン!!
家がゆれている。
21:30
所用で外出していた妻から
「落雷で電車が不通。迎えに来て!」のSOSメール。
普段、その時間なら15分もあればつくところが
雨で前が見えず随分と時間が掛かった。
待ち合わせ場所の駅の近くは人と車でごった返し。
それでも、何とか無事ピックアップ。
ワイパー君なんか
一年分の仕事をしているんじゃないかと思うくらい
ブンブン、ブンブン。
どっかに飛んで行っちゃいそうでした。
どうにか、無事帰宅。
遅めの夕食。
0:00
シャワーを浴びているところに
携帯へ着信あり。
カラスの行水。
履歴をみると、去年、引渡したお客様から。
落雷か、雨漏りか?
心配しながらすぐに折り返し電話。
「もしもし、朝妻です。どうしました?」
「すみません。床上浸水です!」
「へっ!どこから?」
「どうも、シンクから」
このお宅は半地下にサービスシンクをつけていました。
「逆流ですか?」
「そうみたいです・・・」
で、翌日朝一に工務店へ電話。
私も、9:00頃に伺った。
半地下はプール。約3センチ位の水が溜まっていた。
早速、ポンプアップ。
もう、床は張り替えるしかなさそう。
壁も同じく。
幸いにも保険に入っていてくれたのが救い。
いくら位まかなえるかは今後の話。
逆流防止弁はつけていたのですが
説明不足があったようです。
できる限りのことをやっていくしかありません。
人間なんてちっぽけだなと実感します。