March 31, 2009
断ニュース
断食ならぬ、断ニュース番組をずいぶん続けています。
それでも、インターネットでは勝手にニュースのようなものを
見せられてしまいます。
私が籍を置く業界の厳しい状況も勝手に入って来てしまいます。
もうかなりの数のデベロッパーが退場してしまったようです。
それにつられて、設計・建築関係者が受注に苦労しているようです。
(建築請負業者は、ちょっと脇において)
こうなってみると改めて、
設計事務所というのは 「設計してください」と
依頼者から言われないと仕事にならない商売だと
痛感している人も多いのではないでしょうか。
(まあ、商売かどうかも脇において)
また
いいようにデベロッパーたちに使われたと
思っている人もいるのではないでしょうか。
だからこそ!
いまこそ!
新しい設計事務所の生き方を考えてもいいのではないかと
最近考えています。
ということで
私はまたまた新しいことへと向かっていってしまっているのでした。
詳細は後日お知らせしますね。
あっ、もちろん
私は死ぬまで建築プロデュースを続けますので
くれぐれも誤解のないようにお願いします。
March 27, 2009
March 21, 2009
承継-永久欠番
先日、高校時代の部活の後輩から突然の電話をもらった。
私の同期二人と先輩のお店で会うことになっているので
参加してくれというお誘いだった。
私は基本的にお誘いは断らないと決めているので
もちろん二つ返事。
同期二人とは20年ぶり、後輩とは卒業以来だろうか。
まずは再開を祝して乾杯の後、だらだらと雑談が続く。
その会話の中でとても良い話があった。
私たちの同期の一人が
高校2年の6月、17歳のときにバイクの事故で逝った。
それまでの人生の中であれほどの悲しいことはなかった。
クラスはもちろん、同期の教室、
いや学校全体の空気が変わったように思えた。
それ以後、部活の雰囲気もかわった。
彼の代わりに、彼の分も。
そして、彼が背負った 「24」 を永久欠番にした。
その日あった同期の一人が最近のOB会に参加したときに
現役の後輩にその事を聞いてみると
「今でも24番は誰もつけていません。
事故で亡くなった先輩の番号だと聞いています」
近年、定年退職された、私たちの代からの顧問の先生が
しかっりとまもり伝えてくださっていたらしい。
先生に感謝するとともに、運動部の先輩を敬う精神に
とても感動した。
毎年必ず墓参していたのが
23回忌を機に少し足が遠のいていたことを少し悔いた。
お彼岸に入ってこの話を聞いたことに
「おい、たまには来いよ」と言われているように思えた。
あらゆる意味で、友の大切さを悟った夜だった。
March 13, 2009
この日くらいは・・・
ここ数日、袴姿をよく見かける。
晴れやかで、清々しく、美しく、微笑ましく
遠目で眺めている。
でも、耳にはイヤホン、携帯メールをブラインドタッチ、
長~い、つけマツゲをギュッと電車内で完全メイク。
日ごろの癖か、ズルッカズルッカ踵を引きずって歩く。
身なりはいつもと違っても、
やることも歩き方も、いつもといっしょ。
せっかくの晴れの日。
その日くらいはそれらしく振舞ってもいいのではないか。
と、説教オヤジは心の中で呟く今日のこの頃である。
さあ、旅立ちの春!
みんなで祝おうではあ~りませんか。
March 8, 2009
魂を埋め込む
以前のエントリー「コンクリートに埋め込む」 → LINK
の続報です。
で、これは何かといいますと
かっこいい!
私は楽器には詳しくありませんが、美しいかどうかはわかります。
そうです。
この家のご主人は知る人ぞ知る
オリジナルのベース専門店のオーナーです。
ご主人の思いをコンクリートに埋め込めました。
こいうのって、いいですよね。
みんなで一緒につくってるって感じが出ますよね。
この家づくりも2ヶ月弱で終わります。